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子育て中の家庭で便利な宅配弁当サービス「つくりおき.jp」。
栄養バランスの取れた家庭料理を手軽に楽しめると評判ですが、「子どもにも食べさせられる?」「何歳からなら安心して食べられる?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。



この記事では、つくりおき.jpのメニューや食材、味付けなどの観点から、何歳頃から子どもが食べられそうかを解説します。
だいちゃんの利用例
- 4人家族で共働き
- 子供は二人(どちらも未就学児)
- 利用プラン:週3プラン(4人前×3食)
- 価格:9,990円(税込・送料込み)
つくりおき.jpはメニューが1,000種類以上と豊富で、しかも美味しい!と評判が高いです。
ただ一方で気になる口コミとして「子供が食べない」という投稿があったりもします。
そこで、「何歳から食べられそうか?」の答えを出すために、我が家の実体験を元にリアルな反応をそのままレポートしたいと思います。
あくまでも一例として利用前の参考にしてもらえればと思います。
Contents
つくりおき.jpの特徴と安全性
つくりおき.jpは、管理栄養士監修のもと、保存料・合成着色料不使用の家庭的な献立を提供しています。
特徴と安全性
- 手作りの家庭料理をそのまま冷蔵配送
- 保存料や人工甘味料を使用していない
- 塩分や油分も控えめな設計
このような点から、大人だけでなく子どもも比較的安心して食べることができるようになっています。
それぞれ少し深堀りして解説しておきます。
手作り感のある「家庭の味」をそのままお届け
つくりおき.jpの最大の魅力は、家庭で作られるようなバランスのとれたおかずを、専門のキッチンで丁寧に手作りし、冷蔵状態で届けてくれる点です。
実際に我が家(だいちゃんち)に届いたある週のメニューは下図の通りです。


また実際のキッチンの様子は公式サイトでも掲載されています。
メニュー数は1000種類以上もあり、炒め物や煮物、和洋中のおかずなど、ジャンルは多岐にわたっており、老若男女問わず人気な理由となっており、「今日何作ろう?」の悩みを減らしてくれます。
食品添加物は極力不使用
保存料や合成着色料などの添加物は使用しておらず、安心して食べられる食事作りを心がけています。
塩分や油分も控えめに設計されているため、健康志向の方にも好評です。
ただし、完全に無添加ではない場合もあるため、詳細な原材料表示は毎回の献立で確認が必要です。
以下のリンクから毎週のお届けメニューの写真や原材料表示などを確認することができます。
子供にもやさしい味付け?
「家庭料理」という点では、お子様にも親しみやすい味付けですが、必ずしも“幼児向け”ではありません。
大人にはちょうどよい味付けでも、赤ちゃんや離乳食期の子どもにとっては塩分が高めだったり、食材の大きさが合わなかったりするケースもありました。
実際にはつくりおき.jpは1歳半からを対象としており、ほとんどの料理が優しい味付けであるとは思いますが、お子様に食べさせるには年齢や食事の進み具合を考慮することが非常に大切だと感じました。
離乳食期の赤ちゃんには向いている?
つくりおき.jpの料理は基本的に「大人向け」の家庭料理です。
味付けは比較的やさしめですが、生後6か月~1歳半ごろの離乳食期の赤ちゃんには不向きだと思っています。
理由としては大きく5つあります。
不向きな理由
- 食材が大きめにカットされている
- 味付けが離乳食に比べて濃い
- アレルゲン管理や食物形態が離乳食基準ではない
- 誤飲・窒息のリスクもある
- 冷蔵配送=殺菌・衛生処理は大人基準
生後6ヶ月〜1歳半ごろは、赤ちゃんが母乳やミルクから「食べ物」に慣れていく大切な時期です。
この時期の食事は、味・食感・食材の大きさ・アレルゲンへの配慮など、非常に繊細な調整が必要なため、市販のベビーフードや手作りの離乳食を中心に与える方がより安心・安全だと思います。
1.食材が大きめにカットされている
赤ちゃんの歯やあごはまだ未発達で、「かむ」「のみこむ」力も弱いです。


下図は実際に届いたサラダです。
<彩り野菜のパスタサラダツナマヨ和え>


パスタだけで言えば、平均して1~2センチはありますし、枝豆はそのまま入っています。
月齢の小さい赤ちゃんには正直大きすぎるサイズで、そのまま与えてしまうと喉を詰まらせたりする危険もあります。
2.味付けが離乳食に比べて濃い
つくりおき.jpの料理は大人でも「やさしい味付け」と感じることが多かったです。
ですが、赤ちゃんの基準からするとまだまだ濃い場合があります。
例えば、「鶏の照り焼き」や「筑前煮」などには、しょうゆやみりんが使われていて、塩分・糖分が高くなりがちです。
離乳食中期〜後期(生後8〜11ヶ月)の塩分目安は1日あたり約0.6g以下なので、つくりおき.jpの1品だけでその基準を超えてしまう可能性があります。
3.アレルゲン管理や食物形態が離乳食基準ではない
離乳食期の赤ちゃんがいるご家庭ならわかると思いますが、赤ちゃんには、食材を1つずつ試してアレルギー反応を確認していく手順を踏みます。


例えば、「豚のプルコギ風」を見てみましょう!


実際につくりおき.jpはアレルギーの完全対応はしていないため、あくまで個人判断となります。
そのため、大人ならまだしも離乳食期で、まだ1歳半に満たない子供に与えるのは危ない気もします。
4.誤飲・窒息のリスクもある
「きんぴらごぼう」や「ひじきの煮物」など、細かく見えても噛みきりにくい食材は、誤飲や気道閉塞の原因になることがあります。
他にも調理済みの豆類(大豆、ひよこ豆など)も、赤ちゃんには危険です。


5.冷蔵配送=殺菌・衛生処理は大人基準
意外とここまで気になる人は少ないかもしれません。
冷蔵状態で配送されるつくりおき.jpの料理は、衛生的には全く問題ありません。
しかし赤ちゃん向けの「完全加熱・殺菌」とは異なるレベルです。
再加熱が不十分だと、赤ちゃんの未熟な消化器官には負担がかかる可能性があります。



離乳食は月齢に合わせて「すりつぶす」「細かく刻む」「やわらかく煮る」などの工夫が必要です。
つくりおき.jpのメニューはそのような個別対応をしていません。そのため、生後6ヶ月〜1歳半未満のお子様には、専用の離乳食を用意する方が安全です。
たとえ「和食で健康的」「やさしい味」と感じるメニューであっても、赤ちゃんにとっては味・硬さ・成分の点で不適切なことが多く、安全面を最優先すべきです。
この時期は市販の離乳食や、月齢に合わせて調整された手作りの食事を優先し、つくりおき.jpは1歳半以降からの利用を検討するのが安心です。
幼児期(1歳半~4歳ごろ)からは食べられる?
1歳半を過ぎると、多くの子どもが離乳食を終え、普通食に移行し始めます。
このタイミングになると、つくりおき.jpのメニューをある程度アレンジすれば与えられるようになってきます。


この時期の子どもは、咀嚼(そしゃく)力や消化能力が発達してきますが、まだ大人と同じ食事を完全に摂れるわけではありません。
4歳の長男を通じて、1歳半以降の子供が食べる上でのポイントを順番に解説していきます。
どんなメニューが食べやすい?
つくりおき.jpの中でも、以下のような料理は1歳半以降の子どもでも比較的食べやすいと思います。
食べやすいメニュー
- 鶏団子の煮物
- さつまいもの煮物
- スクランブルエッグ風の卵料理
- 野菜のあんかけ炒め(調理後)
これらのメニューは、塩分や油分も比較的控えめで、少量ずつ取り分ければ十分子どもにも適していると思います。


届いた内容
- サバの胡麻照り焼き×2
- チャイニーズデリ風セサミチキン×3
- ふーイリチー
- 豚のプルコギ風×2
- 和風みそラタトゥイユ
- キャベツとソーセージのカレー炒め
- 彩り野菜のパスタサラダツナマヨ和え
- しいたけと大根のしょうがとろとろ煮



また別の週は計13パックで内容も全く異なります。
届いた内容
- きのこおろしだれ
- きのこおろしポン酢で食べるサバ竜田×3
- さつま揚げと糸こんにゃくの甘辛炒め
- 辛くないマーボーなす×2
- ブロッコリーと卵のデリ風サラダ
- 海老と卵の中華炒め
- デミグラスソースハンバーグ×2
- タンパク質が摂れる蒸し鶏のナムル
- オクラとイカのトマト煮



注意すべきメニューは?
一方で、次のような料理には注意が必要だと思いました。
注意が必要なメニュー
- 唐揚げ・チキン南蛮:衣が固く、脂っこい。
- ひじきの煮物:細かい具材が混ざっている
- 濃い味付けの煮魚:しょうゆやみりんが強めなことがあり、塩分過多に注意
- スパイスの効いたカレー系メニュー:香辛料や辛味が幼児には刺激になる可能性あり



例えば、<きのこおろしポン酢で食べるサバ竜田>は皮の部分が固めでした。
幼児期の子供でも十分に食べられるレベルだとは思いますが、アレンジ方法としては「加熱時間を+1分する」などすることでだいぶ柔らかくなります。
気になる商品があれば、都度アレンジを効かせることで子供も食べられるようになるので、つくりおき.jpを利用する上では予めこうした点は把握・理解しておくようにしておくと良いと思います。
どう調整すれば良い?アレンジ方法!
少しアレンジについて触れておきます。
以下のような工夫をすることで、安心して食べさせることができました。
アレンジポイント
- 味付けを薄める:おかずをお湯で少しすすいだり、別の素材で混ぜて塩分を調整
- 小さくカット:野菜やお肉などの食材を一口サイズより小さめに刻む
- やわらかく再加熱:電子レンジや鍋で少し長めに加熱し、食材をよりやわらかくすること
- 辛味・香辛料のチェック:唐辛子やカレー粉など、子どもには刺激が強い食材が使われていないか確認



小学生以上ならほとんどのメニューがOK
小学生以上になると、食事のバリエーションも増え、大人とほぼ同じものを食べられるようになります。
この年齢になると、つくりおき.jpの食事をそのまま取り入れてもほとんど問題ないと思います。



食育としての活用方法
6歳以降の子どもは、味覚や嗅覚も発達し、「好き」「苦手」といった食の好みがはっきりしてくる時期です。
つくりおき.jpの幅広いメニュー(和食、洋食、中華、副菜など)は、そういった子どもの好みにも合わせやすく、家庭の食卓で「選ぶ楽しさ」や「食べる習慣」を育てるうえでも役立つと考えています。
例えば、つくりおき.jpの冷蔵庫にあるおかずから、子どもが自分で食べたいものを選ぶ体験は、「食育」の一環にもなります。


家庭での使い方の例
いくつか利用例を挙げておきます。
利用例
- 夕食の一部として取り入れる
- 朝食やお弁当のおかずとして再利用
- 留守番中のお昼ごはん
夕食の一部ではおかずを1〜2品取り入れれば、主菜・副菜を手軽にカバーできます。
時間がない日の「あと一品」にも重宝されますし、実際にそうした利用をしている方も多いと思います。
また 朝食やお弁当のおかずとして再利用では、焼き魚などは、朝ごはんにぴったりです。
前日に届いたおかずをそのままお弁当に入れるという使い方も便利です。
小学生にもなってくると、一人でお留守番をすることもあるかもしれません。
例えば夏休みなど、親が不在のときに「レンジで温めるだけ」で食べられるため、調理がまだ難しい低学年の子供でも安心です。
まとめ:つくりおき.jpは「1歳半~」を目安に
つくりおき.jpは大人向けの宅配サービスですが、家庭料理に近い味付けで、子どもにも比較的やさしいメニューが揃っています。
使い方や食材の工夫次第で、家族全員で安心して楽しめるサービスです。
簡単に表にまとめておきます。
年齢帯 | 利用可否 | 補足説明 |
---|---|---|
離乳食期(〜1歳半) | ✕ | 味付けや食材の固さ・サイズが不向き |
幼児期(1歳半〜3歳) | △ | メニュー選びや調整が必要 |
小学生以上 | ◎ | そのまま食べられるメニューが多数 |
ぜひお子さんの年齢などと照らし合わせ、検討の一助になれば幸いです。
もし、つくりおき.jpの料金や特徴など詳しく知りたい方は以下の記事をご覧になってみてください。